
もう花が咲き始めたので最後のチャンス、ということで、今期最後の藍の生葉染めをしました。
今回は実験も兼ねて、シルクも4種類。
・いつものシンプルな着物地
・織りムラのある薄い生地
・表面がでこぼこしているちりめん生地
・大島紬の白生地
そして、
・ウール100%の毛糸
・羊毛
・絹糸
・麻100%のハンカチ
・綿の100%のハンカチ
もまとめて同時に染めてみました。
絞り出した染液のとろりとした感触、それぞれの素材の手触り、それぞれの生地に色が入っていく過程をたっぷり味わうことができました。
動物由来のものは青に、植物由来のものは緑のまま、というのが、何度やってもおもしろいです。
そして、今回参加者のEさんが、
「水の感触が水道水と違う」と話されていたのも、興味深かったです。井戸水の温度を感じることはあっても、触っての違いなど今まで気にしたことがなかったので、驚きました。
みなさんも保育室に来られることがありましたら、試しに庭の井戸水に手をつけてみてくださいね。
染めた布は、曇り空でまだ湿っているので、干してあります。この先乾くまでの色の変化も楽しみます。

